Weissratingsで米国株を選ぶ

米国株式投資

米国株やETFなどの格付け機関であるWeissratingsの紹介はこのブログでも何度かしていますが、先日、Weissratings.jpのホームページで閲覧した記事を参考にして、米国株を購入したのでその時のプロセスを紹介します。
Weissratingsで紹介されているレポートをどう使ったらいいか悩んでいる人は参考になるかもしれません。

Weissratingsのサイト

Weissratingsには日本向けのレポートを紹介しているWeissratings.jpと本来の格付け情報を紹介しているWeissratings.comがあるので、区別して利用してください。

Weissratings.jp・・・日本向けのレポート紹介

Weissratings.com・・・格付け他個別情報が分かる本サイト

Weissratings.jpの記事確認

ランキングレポートを参考にする

Weissratings.jpの記事から米国株を物色する場合、参考にしやすいのは格付け情報を基にしたランキングレポートですね

有名米国株の格付けレポート
最高の高配当株ランキング
最高の成長株ランキング
米国最高格付の株式ランキング

が直近4月5日付で更新されています。これらのレポートは定期的に更新され、Weissratingsの格付け銘柄でランキングに入っている銘柄を見る事ができます。
銘柄を直接確認できるので、気になる銘柄が見つかれば楽天証券に直行して買い注文を入れるだけです

個別記事から対象銘柄を探す

個別記事の多くは市場動向に関するレポートとなっていて、記者目線の見解です。
記事の最後には必ず

※ 広く一般の投資家に情報としてお届けする事を目的とした記事であり、Weiss Ratings Japanが運営する投資サービスの推奨銘柄ではありません。予めご了承下さい。

の記載がある様に、記事内容を鵜呑みにせずよく考えて投資の参考にする必要がありますが、やっぱり気になる内容となっていることが多く、触手が伸びます。

こんな時は個別記事に書かれた銘柄をWeissratings.comで検索して現在の格付けやその他情報を確認します。

例えばその1

例えば4月16日に原油価格が上昇しても、生産会社ではなく、この銘柄購入を検討しよう
という記事がアップされています。
この記事の中でヴァンエック・ベクトルオイル・リファイナーズETF (VanEck Vectors Oil Refiners ETF、CRAK)というETFが紹介されています。

Weissratingsで紹介されてるから買ってみよう!

となる前に、Weissratings.comに行きこのETFを調べてみます。Weissratings.comの格付けその他の情報をまとめると

  • 格付け「D+」の売り
  • 直近価格$27.6
  • Dividend Yield(配当)2.42%
  • 過去の価格MAX$35.5(2018年)、$30.5(2019年11月コロナ前)

記事に掛かれているようにコロナが落ち着いて人の動きが出ればガソリン始めとした燃料需要は高まる可能性はあります。その一方で、Weissratings.comの情報を見るとそこまでの魅力は感じられず、ちょっと考えてみようって感じになります。

例えばその2

次は4月7日に「セーフマネー」銘柄が上昇中という記事がアップされています。
この記事の中では3つの銘柄について紹介していますが、銘柄の名称は書かれておらず、その銘柄の特徴だけが記載されています。

これじゃわかりませんけど・・・

ですが記事の中にある「冒頭で紹介した一つ目の銘柄は、この3カ月間で約15%上昇した。二つ目は約32%上昇している。」は非常に気になるところです。
そこで、記事に書かれた銘柄の特徴をヒントにWeissratings.comで銘柄を絞って見ました。

ポイント1:格付けはBー以上の買いで探す

記事で紹介されているからといって現在の格付けが良いとは限りませんが、株式購入を考えて探すならBマイナス以上の買いで探します。
Weissratings.comのトップページにあるStocks(株式)のメーターでBuy(買い)を示す緑をクリックします。

ポイント2:Add Column(列の追加)でCountry(国)とIndustry(業界)を追加

記事にある「二つ目は、カナダを拠点とする企業で、インフラプロジェクトの計画や設計・コンサルティングの大手企業だ。」をヒントに銘柄を探すため、Stocks Screenerのページが表示されたら列の追加で国と業界を追加しソートする。

国は「カナダ」、業界は「Commercial and Professional Services(商業および専門サービス)」の条件に当てはまる銘柄を見ていくとStantec Inc.という銘柄が候補のひとつに上がってきます。個別銘柄のページで情報を確認すると

  • 格付け「B-」の買い
  • 直近価格$47.15
  • Dividend Yield(配当)1.35%
  • Rating History(格付け履歴)CからB-へのアップ
  • 過去の価格2011年以降上げ基調

記事に掛かれている内容とWeissratings.comの情報から買うか待ちか判断することが出来るようになります。

ちなみに私は購入しました。

私の場合はこんな感じでWeissratingsのレポートを活用して米国株を物色してます。
だからと言って勝てるわけではありませんが・・・

Weiss Ratingsを使ってみる

米国株式投資

YouTubeで投資関係の動画を見ているとそれに関係する広告が表示されるようになりますが、Weiss Ratingsの投資レポートに関する広告を目にしたこと無いですか?

WeissRatingのホームページは米国株式やETFに関する独自の格付け情報が載っていることも米国株や米国ETFを購入する際のよく参考にしてます。

簡単にWeissRatingsの見方や使い方を紹介します。

Weiss Ratingsって何?

Weiss Ratings(ワイスレーティングス)はアメリカの独立系格付機関です。

米国市場の株式やETF、投資信託などの金融商品の格付を行っていますが、他の大手格付機関と大きく異なる点があります。

それは会社から一切の報酬を受け取っていないこと。

だから、独立性と信頼性が高い!格付け機関と言われています

Weiss Ratingsのサイトで何がわかるの?

投資の参考にするなら次の2つのホームページです。

Weiss Ratingsの日本語レポートが読めるサイト

レポートはほぼ毎日追加されています。読みやすい長さで内容も簡単で読みやすくまとまっています。
とくに注目されるレポートは年に数回アップされる

といったランキングレポートです。

最近は2月8日にアップされ、Weiss Ratingsが高格付けしている株式を見ることが出来ます。

レポートは無料でメアドの登録も不要です。

個別株やETFなどの格付け状況が確認できる英語サイト

Weiss Ratingsのメインサイトになります。

米国株(Stocks)、米国ETF(ETF)の銘柄がAプラスからEマイナスまでのランクで格付けされています。

AプラスからBマイナス:買い推奨(Buy)
CプラスからCマイナス:保持(Hold)
DプラスからEマイナス:売り推奨(Sell)

基本的には緑色で分類された買い推奨グループを選び、個別銘柄のSummary(概要)、Rating History(格付け履歴)、Price History(価格推移)、Dividend History(配当履歴)を確認って感じです。

すべて英語表記ですが、Google翻訳などを使ったり、個別銘柄で検索したりすることで情報を補足しています。

Weiss Ratingsは日本株の格付けもしています。ただし、米国市場に上場していることが条件になります。

例えばToyota Motor Corporation TM NYSE はCプラスに格付けされています。

Rating History(格付け履歴)をみるとCからBの間を行ったり来たりしているようです。

米国株購入アルゴンキン・パワー・アンド・ユーティリティーズ(Algonquin Power & Utilities Corp)

米国株式投資

アメリカの独立系格付機関Weiss Ratings(ワイスレーティングス)の格付けを参考にした米国株式購入の第2弾です。

今回購入した米国株はアルゴンキン・パワー・アンド・ユーティリティーズ(Algonquin Power & Utilities Corp)

購入株価は1株17.6560USドルです。

アルゴンキン・パワー・アンド・ユーティリティーズ(Algonquin Power & Utilities Corp)はカナダを拠点とする多角的発電、送配電のユーティリティ会社です。

同社はその事業グループを通じて米国における75万人以上の顧客に対して、規制される天然ガス、水、発電、送電、配電ユーティリティサービスを提供しています。

アルゴンキン・パワー・アンド・ユーティリティーズ(Algonquin Power & Utilities Corp)の購入を決めるにあたり参考にしたのはWeiss Ratingsのサイト情報なかでもRating History(格付け経緯)とPrice History(株価推移)に注目しました。

Rating History 2014年3月に最初の格付けD+Sellがされていますがそれ以降は全てCHoldからBプラスBuyの格付けとなっています

Price History 2020年3月にやや大きめに下落してますが基本順調な右肩上がりの推移です

ちなみに2020年の配当は4半期ごとの計$0.60630で3.46%の利回りでした。特別多いわけではありませんが毎年安定した配当を出しています。

ちなみに本日の格付けBプラスのウォールマーケット(Walmart Inc)が
株価$147.51に対し1.46%の利回りなので買ってみようかと思ったわけです。

この選び方が正しいのかどうか、素人考えなので保証は出来ませんが・・・

米国株購入ブーズ・アレン・ハミルトン(Booz Allen Hamilton Inc.)

米国株式投資

Weiss Ratings(ワイスレーティングス)はアメリカの独立系格付機関です。

株式やETF、投資信託などの金融商品の格付を行っていますが、他の大手格付機関と大きく異なる点があります。

それは会社から一切の報酬を受け取っていないこと。

これにより格付けに対する独立性と信頼性が強みとなっている格付け会社です。

そんなWeiss Ratings(ワイスレーティングス)が株式Stocksの格付けで本日Aマイナスを付けていたブーズ・アレン・ハミルトン(Booz Allen Hamilton Inc.)の株式を楽天証券で購入してみました。

市場価格93.9ドルで成り行き注文です。株数は1株。

米国株式は1株単位で購入できるのがいいですね。

今回はWeiss Ratings(ワイスレーティングス)の格付けのみを参考にその他の指標は一切気にせず注文を入れてみました。

本来ならMACDやらRSIやら移動平均線やらも踏まえるんでしょうが、一切気にせず衝動買いです。

楽天証券で米国株を購入するは簡単です。

つみたてシータさんの「楽天証券での米国株・ETFの買い方を動画で徹底解説!」が参考になります。

2/12追記です。

楽天証券からブーズ・アレン・ハミルトン(Booz Allen Hamilton Inc.)の配当金のお知らせが来ました!

銘柄名  :ブーズ・アレン・ハミルトン
現地コード:BAH
市場   :NYSE
発表日  :2021/01/29
権利落日 :2021/02/11
支払日  :2021/03/02
配当内容 :一株につき0.370000USD

楽天証券の米国株配当はドル建てで証券口座に入ります。税引き後の金額が入金されるので0.37ドルよりも実際は少し減ると思われます。